お母さんはどんな人と聞かれると、首を傾げてしまう。
うまく言い表せないというよりかは、「ん?」となる言動ばかりなのである。可愛らしい、天然と表現する手もあるが、流石に大丈夫かと脱力感に苛まれる場面が数々。
以下1週間で集めた、謎の発言厳選集!
部屋にて
母「きー、この部屋寒い?」
私「いや」
母「寒いかと思って。」
私「・・・」
母「何も言ってないのにね、ははは」
解説:
寒くないと言っているのに、なぜか寒いと決めつけられてしまう、そんな時もあるよね。
自宅で飼っている犬に話しかけているとき
母「ふさふさしてるね。ふさふさ。どうしたの。」
解説:
犬だからふさふさしていると思うのだが、どうしたのと突如、深刻そうに聞く母。
どうしたのって、どうもしていないかと。
台湾にて、観光名所を指さしながら
「あれが!大きくて、有名なところだ。それであれが、ガイドブックで絶対見逃しちゃいけないと書いてあったところだよ!あとで調べよう」
解説:
場所を知っている雰囲気を出している割には、ずいぶんざっくりした理解である。大体の観光地は、大きくて有名なところとして分類されると私は思う。しかも、あとで調べるんかい。
日本の高齢社会について
「老人って、地味が良いって思っているじゃん。地味老人。
姿勢も悪いし、歩き方もたらたらって。あと、顔も地味」
仲の良い友人について
「可愛らしい人だったのに、急に老け込んじゃって。ウィンナーみたいにしわしわになっちゃって、目も三角。」
解説:
地味老人?とは?高齢者に対してここまで徹底して偏った見解。なにかあったのだろうか。ウィンナーはしわしわでは無いような気がするが、それより目が三角とはどういう状況なのか、気になるところである。
カズオイシグロ
「 カズオイシグロって別の本も書いてたよね。何とかの香りって。
イシグロの香り? 」
解説:
あ、著者を嗅いじゃうのね
我が子と離れて暮らしていることについて
母「きーといると気を遣わなくていいからね。連絡してねって、わざわざ言わなくてもね。どんよりしてくる。」
解説:
最初の二行から急に感情が変化した模様。明るく始まったのに、どんよりしてしまっている。
焼き魚に火がついてしまったとき
「火あぶりの刑のお魚。あぶない、危なーいお魚」
解説:
いや、怖い怖い。
おわりに:
ほかにも、前髪がうねっている青年を「葛飾北斎」と呼び、青と白のチェックシャツを着た人を見て、「あんな大きい格子のチェック着る人いる?」と大笑いしたうえで「ピクニックで敷くレジャーシート」と名付けた。
私も母を見習い、「あの人、ウマ顔だね」とくすくす店員を顎差しながら言うと、「うーん。馬の蹄につける金属のU字みたい人だね」と改訂版は動物でも物でもなく、U字である。
どれも、優しい、物腰の柔らかい感じでぽんぽん出てくるのでおそろしや。
そんな母を尊敬します。
おわり